私事になりますが、有給休暇を利用して長男の小学校卒業式に参加してきました。
今年は新型コロナウィルスの影響で通常の卒業式ではありませんでした。参列者を限定し、こじんまりとした式典でしたが、このような状況においても、1つの大切な節目として卒業式を行っていただけたことにつきまして、関係者の皆様に感謝がたえません。
卒業式で息子の後姿を眺めていると小学校6年間のことが昨日のことのように浮かんできました。その思い出と中学生になるにあたり、父としての思いを手紙に綴ってみました。
息子へ
6年間、お疲れ様でした。
入学したころの君は、とてもかわいくて、とてもマイペースな子供でした。
体力がついたらいいなと思っていれたサッカーチームでは試合中に自陣のゴールに小さな山を作って遊んでいましたね。
そのころは理由を聞いても良くわからない回答でしたが、物心ついてから尋ねたら、あれは山でボールを弾き返せると思って作っていたんだってね。父はそれを聞いて、なんて天才的な発想なんだ!(やってることは!?・・・・だけれど)と思ったものです。
そうこうしているうちに6年になり、とうとう小学校の卒業式を迎えました。
体はとっても大きくなり、母の身長も超え、持久力は父を凌駕しています。マイペースなのはあまり変わってないね。
これから中学・高校の6年間で体はもっと大きくなり、きっと父の身長も超えてくれると思います。
中学生になったら、自分で決めることが増え、父や母が知らないことも増えてくると思います。だけど、大事なことは教えてきたつもりです。人を貶めず、人を裏切らず、自分を貶めず、自分を裏切らない選択をしていってください。それさえ守っていれば、失敗だってよい経験になるはずです。困ったことがあったら泣きついちゃってもいいんだからね。
たまには頼りにされたい父より
新型コロナウィルス対策のため、息子が入学する中学校の入学式に保護者は参加できません。とても残念ですなことですが、今は仕方がありません。
まだまだ新型コロナウィルス終息の兆しは見えませんが、どんなことになっても、私たち一人一人が想像力を働かせながら相手のことに配慮し、お互いが協力し合えば乗り越えられないはずはないと信じて、前向きに過ごしていきたいと思っています。
(管理部経理課 経理担当者)
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