弊社の歴史は、昭和45年創業の太閤基礎工業から始まります。創業者で現在の代表取締役である木下吉数は、福井県で生まれ育ちました。建設業に携わっていた兄の影響で、建設の仕事に興味を持ちます。そして、今から約50年前に自ら事業立ち上げを夢を見て大阪を目指します。福井県人の特徴である粘り強さと研究熱心な気質を持つ木下は、起業するまでの7年間、昼間は建設会社に勤務し、夜は建築の専門学校で学ぶという生活を送ります。

太閤基礎工業を創立し、基礎工事業に特化した事業を行ったことには理由がありました。木下は単身で大阪に出てきたものの、頼るところもなく、資金も殆どないという状態でした。そこで、建設工事過程でも初期段階の工程に目をつけたのです。工事工程の中でも初期の段階にあるということは、資金の循環が良くなります。それにより、少ない資本でも企業経営が可能となりました。ただ、将来的には建設工事全体を担う企業に発展させるつもりで、期間を5年と定め、基礎工事を専業として経営の基本を身に付けていきました。高度経済成長期という時代の流れも手伝い事業は順調に拡大し、4年後の昭和49年には太閤基礎建設株式会社として法人化を果たします。そしてさらにその4年後には社名を太閤木下建設株式会社に変更し、創業時に掲げた目標の通り、建設工事全体を手掛け始めます。

太閤基礎建設株式会社から太閤木下建設株式会社へ社名変更後、まずは木造住宅の建築事業を始めます。木造住宅建築の中でも、特に数寄屋造りの本格的京風建築でした。数多くの高級住宅の建築工事を手掛け、匠の技を大切にする一方で、木下は経営者として時代の先を読み、今後の注文住宅が工場生産中心に移り変わっていくだろうと予測し、新たな事業展開を図ります。弊社が所在する大阪府東大阪市は、町工場が多く立ち並ぶ中小企業の街です。数多くの中小企業をサポートする形の建設関連事業を模索し始めました。ただ、総合的なサポート業務を行うためには、建設技術や知識のみならず、不動産に関連する知識やノウハウも必要になってきます。

弊社が大切にしていることは、お客様に実践的な「活きた提案」を行うこと。弊社は商業施設やマンション、倉庫、工場、駐車場など多くの不動産を自ら所有・運営し、その結果として、実際に不動産オーナーの立場に立った不動産運営・管理ノウハウを蓄積してきました。そうした経験と実績を着実に積み上げることにより、建設と不動産を組み合わせた総合的な提案ができる力を身につけてきました。

平成20年には東京営業所(現東京支店)を開設致しました。政治・経済の中心地である東京に拠点を構えることで多くの情報を入手することができるようになりました。時代の流れを早く的確に掴むことで、東京営業所開設以降、首都圏エリアにおける不動産の売買仲介や買取り、商業店舗開発などをはじめ、老人ホームの建築から自社運営、インバウンド観光客向けコンドミニアム企画・運営なども手掛け、お客様に実践的な「活きた提案」を行うための力を身に着けてきました。大阪と東京の2大拠点で連携を取りながら、今後更に中核事業である建設・不動産事業を拡大・発展させながら、その周辺の関連事業の新規開拓も進めてまいります。

平成27年7月には、ISO9001(品質マネジメントシステム)及びISO14001(環境マネジメントシステム)の認証を取得し、品質管理・環境保全活動をより一層推進して参ります。また、これまでにない新たな取り組みとして、PFI方式による公共事業の受注にも力を注ぎ、弊社がこれまで培った事業運営力と技術力・ノウハウを最大限に活用しながら、地域社会へ貢献してまいります。

平成29年10月には、世界最大の米国不動産フランチャイズ「RE/MAX(リマックス)」に加盟。グローバル不動産仲介部門として「リマックス太閤」を立ち上げました。国内のみならず海外のお客様のニーズにも応えられる体制を構築し、弊社の対象となりうるマーケットを更に拡大してまいります。

会社沿革